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久光百貨有限公司
http://www.jiu-guang.com
副店長 前田茂樹氏
営業促進部 部経理 手島隆明氏
「世界中の人に愛される国際的なデパートへ」
<前回の続き>
−御社の売上が好調な理由を教えて下さい。
理由は3つあります。1つ目は「立地」です。弊社は新商品を入手しやすい南京西路に位置しており、特にブランドを扱う店舗にとっては最適な場所です。また、地下鉄「静安寺」駅と直結している点は、お客様を呼び込むという面でも大変プラスになります。2つ目は「面積」です。10万平米という広さを活かすことで豊富な品揃えを可能にします。
そして、3つ目が「デパ地下」です。地下スーパーの品揃えには特に自信を持っており、我々の百貨店を知ったのはこのスーパーからだ、と仰って下さるお客様も非常に多いです。現在は、平日は約42,000人、休日は約60,000人のお客様にお越しいただいています。
−デパ地下の食品部門だけを、久光の単独店舗として出店する予定はありますか?
全く考慮していないわけではありませんが、まだその体制までたどり着いていないのが現状です。我々は百貨店の中でスーパーを運営していますので、スーパー専門の運営システム及びノウハウが十分整っていません。もし仮に単独で出店したとしても、現時点では集客に対する不安もあります。来店されるお客様は、階上のフロアにて洋服や靴などを購入後、最後に地下にて食料品を購入されてお帰りになる比率が高いため、百貨店内で食品部門を出すことにより相乗効果が期待できると考えます。また、中国のローカルスーパーとの価格競争が難しいので、出店しても皆が口を揃えて「高い!」というだけで購買力が低下してしまっては元も子もありません。
−去年12月に中国大陸2店舗目、大連店をオープンされ、今年1月には蘇州で3店舗目を開業されましたが、開業されるにあたってどのような苦労がありましたか?また、今後の出店計画について教えて下さい。
上海、北京、広州などの大都市では、有力ブランドが既に進出しているので交渉も可能ですが、大連は上海などと比べ進出ブランドも少なく、百貨店に必要なブランドも充分進出していないので、ブランドの誘致に苦労しています。
出店計画については、年内に天津で4店舗目、2010年には、瀋陽に5店舗目を開業する予定です。その他は、上海にもう1店舗出店するのはどうか、北京で出店できる場所はあるかなど、物件を探しながら現在検討中です。
−中国での食品問題に対し、どのような対策をされていますか?また、品質基準について教えて下さい。
商品の製造工場及び出荷場所のチェックは欠かせません。弊社の取り扱っている食品の50%は輸入食品ですが、各商品に使用されている成分まですべてチェックする事は非常に困難です。今後の課題としては、どのようにお客様に安心感を与えるかです。
品質基準については、中国は審査基準が非常に高いと言えます。日本では、許可が下りるものでも、中国では下りない場合があるからです。例えば生のマグロの輸入は非常に難しいです。マグロは水銀値が高く、中国当局の審査基準にクリアできない場合が多いのです。
−100年に一度の金融危機と言われていますが、売上面での影響はありましたか?
メンズ商品の売上が最初に落ち、テーブルウェアやギフトの高額品売上も落ちました。
逆に、影響がないものが、まずは食品です。我々のスーパーは高額なので不安でしたが、影響ありませんでした。それからヤングファッション。若い人には不況は関係ないみたいです!
去年の後半からは、各百貨店で大幅な値引きを始めました。中国は値引きが本当に多いです。お店全体で、いくら買ったらいくらかキャッシュバックするというイベントが増えています。しかし、このようなことばかり行っていると、マーケットが小さくなる一方です。我々は値引きという方法で売上を伸ばそうとは考えておりません。やはり品揃えで他店と差別化を図り売上を伸ばしていかなければなりません。
−2010年上海万博が近づいてきましたが、上海万博に向けて、何か取り組みをされていますか?
万博に向けて、地下鉄を整備するなど交通網が更に便利になってきています。中国国内はもとより、世界各国から大勢の人々が上海に訪れるでしょう。しかし、全ての観光客が我々のお店に来るとは限りません。具体的な取り組みとしては、例えば、中国のお土産物や、記念になるものなどを取り扱ったイベントを開催予定です。上海全体がお祭り的な雰囲気になりますから、万博に来たからというのではなくて、町全体に人が増えるということで、ビジネスチャンスが生まれると考えています。
現在は、英語を使って接客できる販売員の養成に努めております。また今後はサービスレベルを更に上げる必要があります!販売員それぞれの意識レベルを向上させていきたいですね。逆に、オリンピックの時と同様に、世界的に大きなイベントが開催されると、規制が非常に厳しくなり、物流が一時停止したり、検査が厳しくなるという可能性があります。また、中国では法律が頻繁に変わるということも危惧しています。
−以前の百貨店の様子について、また中国における百貨店業界の現在と今後の見解について教えて下さい。
96年の北京では、自分が買う商品を遠くからポンと投げられるのが普通でした。お金を渡す時も、販売員はひったくるように受け取っていました。おつりも放り投げられていました。売り場の中でお茶を飲んでいたり、何か食べていたりというのは普通のことでした。今でもたまに見かけますが(苦笑)。しかし、このようなことは弊社では絶対に許しません。お店の開店時に、「いらっしゃいませ」ということを教えると、「中国人は、そのようなことを言われることに慣れていないため、逆に不自然でお客様が逃げてしまいます」と言われたこともあります。
しかし、日本式百貨店の弊社がこれだけ伸びているということは、まだまだ日本の百貨店自体が中国市場で勝負できる、ということですね。
最近は、高級化する百貨店が増加傾向にありますが、実際に高額商品を購入できるお客様が多いとは限りません。これからは、競争が益々激しくなり、百貨店が細分化される可能性がでてきます。交通整備で人の集まる場所が移動してきますので、新しいお店も多数出店すると思います。商業の中心地が、まだまだ動く可能性もありますね。
−お客様にとってどのような久光百貨でありたいですか?
お客様にとって、常に楽しくお買い物いただける店でありたいです。
「安全で楽しく、快適な空間を提供し、新しい商品をいち早く提案できる」ように努力して参ります。
−久光百貨をより活性化するために、お二方が日頃から心がけていることはありますか?
(前田)「プラス思考」ですね。嫌なことや、悩んでしまうことは多々ありますが、「これは自分にとって良いことだったんだ」と思うようにしています。そこから益々道が開けると思っています。
(手島)「前に進む」ということですね。やらずに後悔するよりは、絶対に、やって後悔したほうがいいです。
−上海の日本人留学生にメッセージをお願いします。
(前田)限られた時間を無駄にせずに、色々なものを見て、体験してほしいですね。外から見た日本が分かるということは、非常にいい経験だと思います。日本にいれば気付かなかったであろうことに気付き、考える機会も増えると思いますので、その機会を無駄にせず成長してほしいです。
(手島)中国に勉強しに来ているのだから、絶対に中国語をマスターしたほうがいいですね。他の勉強はどこの国に行ってもできますから、将来的に仕事をするにしても、役立つと思います。上海にいるならば、標準語と、上海語を少なくともマスターすることです。日本人の友人と飲み会に行くより、中国人の友人と紹興酒でも飲んだほうがいいと思いますね。中国語を徹底的に学習することが将来的な自信につながると思います。
―ありがとうございました。
久光百貨有限公司
http://www.jiu-guang.com
副店長 前田茂樹氏
営業促進部 部経理 手島隆明氏
住所:上海市南京西路1618号
TEL:(021)‐3217‐4838
インタビュアー:中原周一、山本ゆり
執筆:山本ゆり
同行:福島翼、姚琳
校正担当:日高愛理、佐藤友梨、浜田あゆみ
<編集後記>
「サービス」は、顧客に最大限度の満足を感じさせます。そのために、サービスは日々更新していくことが大切なのだと感じました。また、中国で会社を経営する上で日本とは違った難点やその改善策などについてお聞きし、中国でビジネスをすることの難しさを実感しました。今後更に国際化していく社会へ出ていく私にとって大変勉強になりました。御社の益々のご発展をお祈りしております。ありがとうございました。(福島 翼)
久光の良質なサービスやブランドの誘致方法についてのお話が大変印象に残っています。
久光に人が集まる理由は、どの年代からもどの国の人からも愛されるための様々な企画や対策だということを知り、感動を覚えたと共に大変勉強になりました。これからも久光に通い続けようと思います。今回はお忙しい中私どもの取材を受けていただきこのような貴重なお話を聞く機会をくださった前田様、手島様、本当にありがとうございました。(姚琳)
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